The 86th Annual Meeting of the Japanese Society of Balneology, Climatology and Physical Medicine

第86回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会

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第86回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会

会長 信岡 祐彦

聖マリアンナ医科大学 臨床検査医学講座

このたび、第86回日本温泉気候物理医学会総会・学術集会を2021年5月22日(土)と23日(日)に、横浜市の横浜シンポジアにおいて開催させていただくことになりました。日本温泉気候物理医学会は、昭和10年に設立されて以来、日本医学会の分科会として80年以上に渡って活動する伝統と歴史ある学会です。このような学会の総会会長を拝命し、大変光栄に存じますと同時に、責任の大きさを感じているところであります。

今回の学術集会を開催するにあたり、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、どのような形態で実施するか検討を重ねて参りましたが、熟考の末無観客型Web開催とすることと致しました。参加者の皆様にはご不便をおかけすることと存じますが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

今回の学術集会は2つのことを軸に展開したいと考えています。一つは今回のテーマとしたIT化です。医療界にもIT技術を活用した新たな試みが次々と導入され、医療の現場を大きく変えようとしています。温泉医学の現場でIT化をどのように活かしていくのか、参加者の皆様とともに考えていきたいと思います。もう一つは多職種連携、チーム医療です。近年の医療の高度化、多様化に伴って医療の現場での多職種連携の重要性が強調されていますが、温泉医学の領域ではこれまであまり検討はされてこなかったように思います。温泉医療に関係する職種は多く、それぞれの職種が機能を発揮し連携することで、温泉療養をより効果的なものとすることができるのではないでしょうか。多くの演題をご応募頂き、多数のご参加を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

また神奈川県は、箱根と湯河原という世界的な温泉地を擁しており、年間の延宿泊利用人数は北海道、静岡県、長野県に次いで全国第4位です。学術集会とともに神奈川の温泉の歴史と文化に親しんで頂ければ幸いに存じます。

事務局

日本温泉気候物理医学会
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